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ミュゼットの整備と改修 [機体製作(その他)]

来月開催されるクラブの飛行会に合わせ、出場機?である「ミュゼット」の
整備と改修を行いました。

約1年半、工作室で文字通り埃を被っていた機体ですので、清掃をしながら
各部の点検を行い、最後にビス類の増し締めを行っておきます。
その後、自分の飛行目的(パターンフライトの基礎練習)に合わせて以下の
改修を実施しました。

 (1)フルエルロンから翼端エルロンへ変更
 (2)エルロンサーボの変更
 (3)ラダーサーボホーンの変更
 (4)おまけ作業

フルエルロンから翼端エルロンへ変更

私がMusetteを購入した頃は、フルエルロンが標準仕様となっており、
パターンフライトのみを行うには舵がシャープ過ぎる傾向にありました。
現行の機体は、フラップ部分が分割されており、用途に応じてエルロンの
形態を選択できるようになっていますので、私の機体もそれに倣って
エルロンの改修を行う事にしました。

Musette mod-1.JPG

エルロンにカッターを入れフラップ部分を切り離します。
Musette mod-2.JPG
動翼のクリアランス調整後、端面に低粘度瞬間接着剤を塗布してフィルムの
剥がれ防止としています

フラップ部分を固定するためのピン穴を胴体に開けます。
Musette mod-3.JPG
ピン穴は、カンザシパイプ穴と主翼アライメントピン穴の中心を結んだ線の延長線上に開けます

最新版の取扱説明書(2018.1.3版)を参考に、フラップ部分にピンを埋め
込みます。
Musette mod-4.JPG
ピンは2mmのカーボンロッドを使用しました


胴体に主翼を固定した状態で、フラップヒンジ部の溝にクサビ状に加工した
バルサ片を接着し、フラップを固定します。
Musette mod-5.JPG

Musette mod-6.JPG

最後に、補修用フィルム(赤)をヒンジ部に貼って、翼端エルロン化完了です。
Musette mod-7.JPG

エルロンサーボの変更

動作の確実性と耐久性向上のため、ミニサーボからミドルサーボへの
積み替えを行います。新しいサーボは角倉氏の推奨サーボの一つである
「E-MAX ES9258」を使用します。
Musette mod-8.JPG
左:旧サーボ(Hitec HS-A5076HB) 右:新サーボ(E-MAX ES9258)

ミドルサーボに合わせて、サーボホールを拡大します。サーボホールの
深さを心配しましたが、ES9258の場合はぎりぎり大丈夫でした。
Musette mod-9.JPG

新サーボを取付けますが、取付け前にサーボマウントの部材に十分
低粘度瞬間接着剤をしみこませて強化しておきます。
Musette mod-10.JPG

リンケージロッドを接続してエルロン周りの改修は完了です。
Musette mod-11.JPG

ラダーサーボホーンの変更

今までは、標準添付のサーボホーンを使用していましたが、パターン用途
では大き過ぎるようで、プロポ側のエンドポイントを縮めてストロークの調整
をしていました。
しかしながら、緻密な操作を行うために大切な分解能を犠牲にしている事
になるため、小さめのサーボホーンに交換する事にしました。
Musette mod-13.JPG

Musette mod-12.JPG
左:標準品(20mm) 右:新たに切り出したホーン(16mm)


おまけ作業

右主翼にJPNナンバーを入れました。
久しぶりにステカを使用して、オラトリム(黒)より文字を切り出します。
Musette mod-14.JPG

切り出したJPNナンバーを主翼に貼り付けて改修作業完了。 飛行会まで
には一度テスト飛行を行う予定です。
Musette mod-15.JPG

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