フライトシム用ティラーの製作 (組立編) [シムデバイス]
今回は、部品製作編で製作したパーツの組み上げから、動作テストまでの工程をご紹介します。
組立工程
カム部のジュラコンパーツにベアリングを取り付けます。固定ナットには、緩み止めとしてロックタイトを塗布して締め付けます。
組立工程
カム部のジュラコンパーツにベアリングを取り付けます。固定ナットには、緩み止めとしてロックタイトを塗布して締め付けます。
下側のベアリング受けにベアリングを圧入します。
カム部のジュラコンパーツをスクリューで固定します。
上側のベアリング受けにもベアリングを取り付けます。
プーリー(大)にシャフトを取り付け、ロールピンを圧入します。
プーリー(大)にカムを取り付けます。これもロックタイトを使用して、ナットの緩み止めを施します。
上蓋に上下のベアリング受けを取り付けます。
ハンドルのセンターキャップを接着します。
シャフトにハンドルを取り付け、ロールピンを圧入して固定します。
ポテンショメータに、配線をはんだ付けします。
ハウジングにポテンショメータを取り付けます。
上蓋にポテンショメータハウジングを固定し、プーリー(小)を取り付けます。
LEDを基盤にはんだ付けし、抵抗と配線も取り付けておきます。
プッシュスイッチとLED基盤を上蓋に取り付けます。
ゴム脚を、両面テープでケース底面に取り付けます。
基盤にマイコンボードと、ピンヘッダをはんだ付けします。
完成したマイコン基盤です。マイコンはPRO MICRO(Arduino互換品)を使用しています。
ケースに、マイコン基盤取付用のボルトとスペーサーを取り付けます。
USBケーブルをケースに通し、グロメットを取り付けておきます。
マイコンボードのPRO MICROはコネクター部がやや弱く、その対策としてUSBケーブルを基盤にすずメッキ線で固縛しています。USBケーブルと基盤の隙間にはスペーサーを接着して、しっかり固定できるようにしています。
マイコン基盤をケースに固定します。
配線にコネクターを取り付けます。
ベルトとベルトの固定パーツを取り付けて、内部の組立は完了です。
ポテンショメータのチェックとソフトウェアの書込み
ポテンショメータのチェックと動作範囲の確認を行います。
マイコンボードへ、ティラー用のスケッチ(プログラム)を書き込みます。
組立状態を再確認し、各コネクターをマイコン基盤に接続します。
最後に、上蓋を固定して完成です。
動作テスト
Windowsで「1軸1ボタンのゲームコントローラー」として認識され、ハンドル、ボタン及び、LEDが正しく動作する事を確認します。
アプリ(この場合はMSFS2020)を起動し、動作及び、ニュートラル位置が合っている事を確認して、全作業完了です。
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