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フライトシム用コントローラー [シムデバイス]

今回は、私が現在使用しているコントローラーについてご紹介します。このセットで小型機から旅客機、ヘリコプターまで飛行しています。

ジョイスティック

VKB Gladiator NXT Standard

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ヨークタイプも何台か使用したことがありますが、操舵の重さや、デットゾーンの存在が気になり、現在はスティックタイプを使用しています。

VKBは日本に代理店が無く、海外から購入する必要がありますが、とてもコストパフォーマンスが高く、使いやすいコントローラーです。

X、Y軸には非接触センサーが使用されているため、非常に正確で緻密なコントロールが可能です。グリップのツイストでZ軸のコントロールも可能ですが、私の場合はラダーペダルを使用しているため、センターでロックしています。

特筆すべきは操舵時のフリクション感で、スティックを一杯に操作して手を離すと、ゆっくり滑らかにセンターに戻ります。機構的にはダンパーとかは使用せず、特殊なグリスを軸受け部に使用する事で実現しているようです。個人的にはこのフリクション感が、油圧サーボを用いた機体の操舵フィールに似ていて、とても気に入っています。

現在は後継機の「EVO」タイプが販売されていて、操舵時のフリクションの強さが調整可能になっているようですが、フリクション感は異なるかもしれません。


スロットル

Thrustmaster HOTAS Warthog

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良く知られた攻撃機A-10のレプリカタイプです。重量的にはかなり重く、操作感も重厚感に溢れています。
私は軍用機を飛行させることは殆どないのですが、上記のVKB Gladiator NXTと同様に、その操作感が気に入って愛用しています。本品の少し重めで滑らかな操作感は、FADEC制御エンジンを搭載した旅客機のスラストレバーに近いものを感じます。

アナログ軸は3軸ありますので、大型機ではENG1、ENG2、スポイラーに、小型機ではプロペラピッチ、スロットル、ミクスチャーに割り当てています。


ラダーペダル

CH Products Pro Pedals

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最近は、CHの製品を使用する人は多くないと思いますが、値段の割にしっかりした造りで、丈夫です。
操作感は軽めで、もう少し重みが欲しいところですが、双発機のシングルエンジン時や、ヘリコプターなど、踏み込んだ状態が長く続く場合は逆に好都合なように感じています。

使用しているセンサーは上記の2点とは異なり、接触式センサー(アナログポテンショメータ)ですので、精度は劣りますが、ラダーの場合はそれほど精密な操作をしないため、特に問題は感じていません。そのうちポテンショメータの寿命が来たら、非接触センサーへの換装を考えていますが、なかなか壊れないためそのままになっています。


ティラーコントローラー(自作品)

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エアバスやボーイングのような大型機で、地上走行を行う際に使用するステアリングハンドルです。より実機に近い操作を行うため製作しました。
ノーズギヤの操作にティラーを併用した場合は、離着陸時とタキシング時で、それぞれ最適な操舵角が得られるため、コントロールが楽になります。

因みに、ボーイング737を例にとると、ノーズギヤの操舵角は下記のように設定されています。 
 ・ラダーによるコントロール → 最大7°
 ・ティラーによるコントロール → 最大78°


オートパイロットコントローラー(自作品)

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エアバスのFCUに準じた配置で製作したもので、通常のマウス操作に比べて格段に操作性が向上しました。
マイコンボードは、「Arduino」、シムとの接続ソフトは、「MobiFlight」を使用しています。
機構を簡略化するため、ダイヤルのPUSH/PULL機能はモーメンタリータイプのトグルスイッチ(ON)-OFF-(ON)にて行う仕様となっています。

また、機種ごとにコンフィグレーションを作成するこ事が可能で、1台のデバイスで、エアバス、ボーイング、小型機と使い分けています。


ご注意をお願いいたします

上記の自作コントローラーで複数個製作したものは、ヤフオクに出品し、御落札を頂いております。
最近、当工房の出品物の写真や説明文を無断で使用し、商品として販売しているウェブサイトが出てきております。当工房はそのようなサイトとは全く関係が無く、また当工房の製作品はヤフオク、メルカリ以外に出品する事はありませんので、ご注意をお願いいたします。




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