Hangarone Curare60の製作 (6) [機体製作(その他)]
今回は、尾翼の取付及び、動翼関係の作業を行っていきます。
水平尾翼の取付け加工
水平尾翼はカーボンカンザシを介して胴体に取り付けますので、最初に
胴体側の取付け穴をアウターパイプに合わせて加工します。
この後行うアライメント作業では、前方のカンザシて水平度と平面形を合わせ、
後方のカンザシで取付け角を合わせます。
水平尾翼の取付け加工
水平尾翼はカーボンカンザシを介して胴体に取り付けますので、最初に
胴体側の取付け穴をアウターパイプに合わせて加工します。
この後行うアライメント作業では、前方のカンザシて水平度と平面形を合わせ、
後方のカンザシで取付け角を合わせます。
治具上に胴体をセットし、先ず水平尾翼の水平度と平面形を合わせます。
OKとなったら、前方のアウターパイプに瞬間接着剤を流して固定します。
続いて取付け角を合わせます。 基準面は機軸線と平行な、キャノピー取付面
としています。
取付け角はMKの図面を参考に、+1.0° にセットしています。
取付け角がOKとなったら、後方のアウターパイプにも瞬間接着剤を流して
固定します。
アウターパイプと胴体間には中粘度瞬間接着剤を盛り、硬化促進剤で固めて
補強しておきます。
アウターパイプの端面を仕上げます。
垂直尾翼の取付け
垂直尾翼に前縁側のブロック材を接着します。尚、前縁ブロック材は位置
出しを容易にするため、2分割で加工を行っています。
垂直尾翼取付け面を仕上げ、前方のブロック材を接着します。
垂直尾翼を接着します。
後縁材を接着後、全体の面を出しておきます。
胴体の仮整形
図面の断面図を基に、胴体整形用の治具を作成しておきます。
数ミリの整形代を残して、胴体上面の仮整形を行います。丸みを帯びてくると
Curareらしくなってきました。
動翼関係の製作
エレベーターとラダーに関しては、レーザーカットされた部材をクサビ型
に加工しておきます。 尚、ラダーは図面に対して幅が10mm程小さく、
部材を足して修正を行っています。
エルロンとフラップは、キット内の12.5mmバルサ板から切り出して作成
するため、とりあえず、大まかなサイズにカットしておきます。
続いて図面に合わせて、板厚並びに平面形の加工を行います。
フラップについては、くさび型に加工する前にホーンを埋め込むための
溝加工を行っておきます。 この加工は精度を要するため、CNCで行って
います。
図面の断面図を基に、胴体整形用の治具を作成しておきます。
数ミリの整形代を残して、胴体上面の仮整形を行います。丸みを帯びてくると
Curareらしくなってきました。
動翼関係の製作
エレベーターとラダーに関しては、レーザーカットされた部材をクサビ型
に加工しておきます。 尚、ラダーは図面に対して幅が10mm程小さく、
部材を足して修正を行っています。
エルロンとフラップは、キット内の12.5mmバルサ板から切り出して作成
するため、とりあえず、大まかなサイズにカットしておきます。
続いて図面に合わせて、板厚並びに平面形の加工を行います。
フラップについては、くさび型に加工する前にホーンを埋め込むための
溝加工を行っておきます。 この加工は精度を要するため、CNCで行って
います。
エルロン、フラップ材をクサビ型に加工します。 尚、図面の後縁はかなり
シャープエッジになっていますが、取り扱いの容易性を考慮して少し厚みを
残してあります。
フラップ関係部品の作成
フラップ用のホーン部品は市販品がありませんので、3mmの真鍮パイプと
2mmのSUSネジロッドを加工して作成します。
ホーンの軸受部は、ガタを最小にするため、ミニ旋盤を使用してPOM材
から削り出します。
軸受け完成。 内径1.9mm、外形3.2mmで加工しています。
曲げ加工を行ったネジロッドに軸受を通し、真鍮パイプと接着します。
接着剤は、ロックタイト638(永久固定用)を使用します。
ホーンのヘッド部もPOM材からCNCで削り出します。
ロッドエンド取付け用の穴加工
ホーン受け部の溝加工
加工が完了したフラップ関係部品
ホーンの外側受け部はエルロン材を短くカットして、補強用にベニヤ材を
接着しています
ホーン部の仮組を行います。 受け部にホーンの軸受部をセットします。
主翼に仮付けした状態。フラップの取付けは、ホーンの真鍮パイプ部に
フラップ側の溝を嵌め、接着する事により行います。
次回に続く
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