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インターセプターの製作(6) [機体製作(F3A)]

今回はカーボン脚及び、主翼の取付け加工を行っていきます。

ITS(1st)6-1.JPG


カーボン脚の取付け加工

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最初に、治具を使用してカーボン脚の取付け穴(Φ3.0)を開けます。
開孔後、胴体に仮付けして穴位置が合っているか確認しておきます。


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今回はFH製のカーボン脚ですが、従来と同様に上方からのボルト締付
けとするため、別途用意したインサートナットを取り付けます。


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Φ3.0からΦ4.7へ穴径を拡大し、インサートナットを圧入します。


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仮付けして、取付け状態の確認を行います。


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主翼のアライメント作業


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最初に、翼端面の仕上げを行った主翼(アライメントの測定点になる
ため、図面通りの形状となるよう正確に仕上げる)を仮付けし、胴体
の基準点から翼端までの距離が左右で等しくなるよう主翼の位置を合
わせます。


[水平度の確認]

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アライメントが確定している水平尾翼を基準とし、目視で主翼が水平
尾翼に対して平行である事を確認します。



[平面形の確認]

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尾輪軸から各翼端までの距離が等しい事を確認します。 私の場合は
ワイヤーを張って距離を確認しています。


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ワイヤには銅パイプを通して緩めにカシメてあり、マーカーとして
使用します。


ITS(1st)6-10.JPG



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水平度、平面形共に良好であれば、胴体側アウターパイプを瞬間接着剤
で仮止めします。
その後、再度アライメントの確認を行いOKであれば、主翼、カンザシ
パイプを外してアウターパイプの本接着を行います。


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胴体からはみ出したアウターパイプをトリムして、アライメント作業
完了です。


主翼の取付け加工


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主翼の余分なプランク材を胴体形状に合わせてカットするため、カット
ラインの墨出しを行います。


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カットラインでプランク材をカットし、胴体側にフィットするよう
すり合わせを行います。
胴体と主翼間に傷つき防止用のクリアファイルを入れ、その上でサンド
ペーパーをスライドさせて、少しずつ合わせていきます。


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すり合わせが完了したら、ルートリブのベニヤ材を入れてフィット具合
を確認します。


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ルートリブに主翼固定用のパーツを接着します。


ITS(1st)6-18.JPG
ルートリブと主翼の接着準備を行います。胴体とルートリブ間には
ポリエチレンラップを入れて養生しておきます。



ITS(1st)6-19.JPG
主翼を取付け、ルートリブとの隙間がない事を確認後、瞬間接着剤を
流して接着します。


ITS(1st)6-20.JPG
はみ出したルートリブの端部を整形して取付け加工完了です。


主翼取付け角の確認

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基準はキャノピー取付け面となります。


ITS(1st)6-22.JPG
左右の主翼取付け角が規定値であるか確認を行います。 ズレがある
場合は側板のピン穴を修正します。


ITS(1st)6-23.JPG



ITS(1st)6-24.JPG
取付け角がOKであれば、アライメントピンのベース(H1)を側板に
接着します。


次回に続く



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