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インターセプターの製作(4) [機体製作(F3A)]

今回からは胴体の製作を行っていきます。

本機の胴体は、高さが少し高くなり、主翼取付け位置が変更されて
いますが、基本的にはSPFとほぼ同じ構造となっています。

ITS(1st)4-1.JPG


組立て準備

ITS(1st)4-2.JPG
最初に側板の接合を行い、主尾翼のカンザシ穴を基準として左右側板
の形状を合わせます。
正確なレーザーカットですが、素材がバルサの場合、カット後の反り
や湿度変化による収縮等の影響で必ずズレが生じます。ここは組立精度
に大きく関係しますので、丁寧に調整を行っておきます。


ITS(1st)4-3.JPG
側板に内張りの補強材を接着します。
ベニヤ材の接着は、タイトボンド等の木工用接着剤だと側板の反りの
原因となるため、30分エポと瞬間接着剤を使用しています。
また、縁部のバルサ補強材は胴枠の位置決めの役割を持つため、必ず
左右対称になるように注意して取付けます。


ITS(1st)4-4.JPG



ITS(1st)4-5.JPG
モーターマウント材を貼り合わせ、コントラ仕様に合わせて不要部分
カットしておきます。
また、主脚マウント材も貼り合わせとカーボン処理を行い、使用する
脚に合わせて穴あけ加工を行います。


ITS(1st)4-6.JPG
今回からは、FH製のカーボン脚を使用するため、それに合わせて穴開
け用治具も作成しておきます。


ITS(1st)4-7.JPG
主脚マウント部の組み立てを行います。


ITS(1st)4-8.JPG
側板と胴枠の仮組みを行い、嵌め合いの状態を確認しておきます。
適度なフリクションで隙間なく収まるよう、必要に応じて調整を行い
ます。


胴体組立て作業

ITS(1st)4-9.JPG
胴体治具の心出しをしっかり行い、側板と胴枠を組み上げていきます。


ITS(1st)4-10.JPG
胴体が治具上にある間に、ねじり剛性向上用のブレス材を入れておき
ます。 その後、コードダクトを取付けます。


ITS(1st)4-11.JPG
後部胴体の縦通材を取り付けます。 キャノピー後面側の胴枠は治具
を使用して角度と面を出しておきます。


ITS(1st)4-12.JPG
側面のプランク材を貼ります。


ITS(1st)4-13.JPG
トップ面の部材を貼ります。 ここは前方にかけてカーブしている
ため浮き上がりに注意します。


ITS(1st)4-14.JPG
トップ部の整形を行いプランク完了です。


ITS(1st)4-15.JPG
ブレス材の取付け状態。 下面のみのシングルですが、ねじり剛性は
かなり向上します。


ITS(1st)4-16.JPG
尾輪マウント部材の接着を行って、胴体木部の組み立て完了となります。
次回からはカーボンパーツの取付けを行っていきます。


次回に続く


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