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インターセプターの製作(2) [機体製作(F3A)]

今回からは各コンポーネントの製作を行っていきます。 いつものように
尾翼、カナライザーから始めます。

プランク材の準備


ITS(1st)2-1.JPG
セメダインCで接合後、両面の研磨を行っておきます


ラダーの組立て

ITS(1st)2-2.JPG
本キットのプランク材は僅かに大きめのカットとなっていますので、
図面に合わせてトリミングし、それを基準にリブ組みを行います。


ITS(1st)2-3.JPG
左面のプランクを行います。 接着剤は30分エポキシを使用しています。


ITS(1st)2-4.JPG
下部のブロック材及び、ヒンジ部のVカット材を接着・整形してラダー
完成です。


垂直尾翼の組立て

ITS(1st)2-5.JPG
垂直尾翼は大きさの割にプランク材の曲げが強く、捻じれが発生し易い
ため注意して組み立てます。他の翼はプランク材の上で直接組立てますが、
垂直に関しては「リブ組み」と「プランク」を分けて行った方が精度が
出るようです。


ITS(1st)2-6.JPG
左面のプランク時は、両面に治具を使用してリブとプランク材を
密着させます。


ITS(1st)2-7.JPG
プランク完了後、前縁材を接着・整形します。


カナライザーの組立て

ITS(1st)2-8.JPG
カナライザーは単純な構造ですが、部品が細かく緻密な作業になります。


ITS(1st)2-9.JPG
上面プランク作業の様子


ITS(1st)2-10.JPG
カナの翼端はかなり薄くなるため、翼端ブロックのエッジ部には
0.5mm航空ベニヤの補強材を入れておきます。


ITS(1st)2-11.JPG
前縁材、翼端ブロックの接着・整形を行います。


ITS(1st)2-12.JPG
治具上で左右翼の接合を行い、カナライザー完成です。


水平尾翼の組立て

ITS(1st)2-13.JPG
リブ組みの様子。 後退角が付いています。


ITS(1st)2-14.JPG
カーボン・カンザシの組み込み


ITS(1st)2-15.JPG
アウターパイプの本接着。 中粘度瞬間接着剤を盛り、硬化促進剤で
固めて確実に固定します。


ITS(1st)2-16.JPG
上面プランク作業


ITS(1st)2-17.JPG
前縁材、翼端ブロックの接着・整形を行って水平尾翼完成です。


次回に続く

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コメント 2

sakakibara

いつも拝見させていただいています。
Y工房様の 丁寧な作業ならびに製作技術には
いつも感心させられます。
前回 ご縁があり アクセル3号機を
製作頂き 完成精度など素晴らしく
大変満足しています。
今回も 宜しくお願いします。
by sakakibara (2020-07-19 02:34) 

Y工房

sakakibara 様

いつもご覧いただきありがとうございます。
製品がユーザー様にご満足いただき評価して頂ける事は、作り手と
して大変嬉しく励みになります。
丁寧で納得のいく作業は、製作上強く意識する所ではありますが、
その分ご依頼者様にはお待たせする事となってしまい申し訳なく
思っています。
今回は久しぶりの単葉機で新型ということもあり、図面と手順書
を確認しながら慎重に進めています。
今後ともよろしくお願いいたします。
by Y工房 (2020-07-19 10:12) 

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